オペラ観劇チケット|メトロポリタンオペラ演目紹介
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メトロポリタンオペラお勧め演目のご紹介です。豪華で重厚な造りのオペラハウスでのご観劇は目や耳だけでなく、からだ全体で迫力の舞台を感じることのできる素晴らしい時間となることでしょう。人気演目のハイライトをご覧頂き、演目選びの参考にしてみてください。今シーズンもより良いお席をお届けできるよう、スタッフ一同誠心誠意ご案内させていただきます。 |
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アイーダ(Aida) 作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
古代エジプトの首都メンフィス。敵国エチオピアの王女アイーダはエジプトの捕虜となる。
エジプトの将軍ラダメスと恋仲になったアイーダ。しかし将軍ラダメスはエチオピア討伐を命じられる。使命と愛との狭間で悩む将軍ラダメス。そんな二人の運命はいかに…?
世界中で親しまれてきた世界最古のラブストーリー「アイーダ」。豪華な衣装と舞台装置が見どころの、人気演目です!
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愛の妙薬(L'elisir d'amore) 作曲:ガエターノ・ドニゼッティ
スペイン北部、バスク地方の農村。地主の娘、アディーナを好きな農夫のネモリーノは
告白する勇気を出せずにいた。村にやってきた守備隊の軍曹ベルコーレはアディーナに求婚。
慌ててネモリーノもアディーナに告白するが、気のないフリをされてしまう。
インチキ薬売りに騙されて高く買った安ワインを『イゾルデの惚れ薬』と信じ込んで飲んでしまったネモリーノ。
気が大きくなって自信のついたネモリーノの行動が波乱を巻き起こす。最後に愛は成就するのか?
「嘘の薬」と「まことの恋」ベルカント・オペラの傑作と呼ばれる本作品。
コミカルでちょっぴりホロリとする恋の物語で、誰もが幸せな気持ちになれる名作です!
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アンナ・ボレーナ(Anna Bolena) 作曲:ガエターノ・ドニゼッティ
前王妃の侍女だったアンナは国王エンリーコの寵愛を受けて王妃となる。しかし、すでに心変わりしていたエンリーコはアンナを裏切り彼女の侍女、ジョバンナと不倫関係に。そしてかつての恋人ベルシーとの関係を疑いアンナを陥れる。ジョバンナがエンリーコの相手と知ったアンナは狂乱と正常を繰り返しながら息絶えるのだが…
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イル・トロヴァトーレ(Il Trovatore) 作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
15世紀、舞台はスペインのアルゴン地方。この地の貴族ルーナ伯爵の弟は、赤ん坊の頃とても病弱でした。それはあるジプシーの老婆による呪いのせいだとされ、この老婆は火あぶりの刑に処され殺されたのですが、時を同じくしてルーナ伯爵の弟もいなくなり、処刑後の灰の中から幼児の骨が発見されていたのでした。
時は過ぎ、ルーナ伯爵はこの地で立派に成人し力のある貴族となり、領主の夫人に使えていた女官レオノーラに恋をします。けれど、レオノーラは吟遊詩人(トロヴァトーレ)のマンリーコと相愛の関係にありました。ルーナ伯爵とマンリーコは対立することになるのですが、そこから意外な事実が発覚していきます…
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エルナーニ(Ernani) 作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
スペイン北部。大貴族だった父をスペイン国王ドン・カルロに殺されたエルナーニは落ちぶれて山賊となっていた。恋人のエルヴィーラをシルヴァ大公に取られてしまったエルナーニ。さらにエルヴィーラを横取りしようと企むドン・カルロ。一時は命を奪われる羽目になったエルナーニはドン・カルロの計らいでエルヴィーラと結ばれることになったが、シルヴァ大公はそれを許さない。対立する二人とエルヴィーラの運命はいかに?
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オテロ(Otello) 作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
15世紀、ヴェネツィア共和国統治下のキプロス島。島の総督で勇猛なムーア人の将軍・オテロは、ヴェネツィア貴族の娘・デズデモーナと愛し合い、結婚し平和に暮らしている。オテロの部下・イヤーゴは、たいした手柄も無いのに副官に取り立てられたカッシオを妬んでいるのだが、実際にはそんな妬み・嫉みよりも彼は本質的に悪い人間であった。
そんなある日、悪知恵を働かせたイヤーゴは、美しいデズデモーナに恋していているがためにオテロを恨んでいるヴェネツィアの紳士・ロデリーゴをけしかけ、カッシオを酔いつぶし乱闘騒ぎを起こさせる。騒ぎを聞きつけたオテロがやってきてことを収めるのだが、キプロス島の前総督・モンターノが傷ついたことを知ったオテロは、カッシオを罷免する。一件落着し最愛の妻デズデモーナと月を眺めながら愛を歌うオテロだったが、そんな幸せは長く続は続くはずもなく…
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神々の黄昏(Gotterdammerung) 作曲:リヒャルト・ワーグナー
神の血を引く英雄ジークフリートは彼のために自らのすべてを注ぎ込んだ妻、ブリュンヒルデを置いて修行に旅立つことになります。
一家の繁栄のために結婚相手を探していたギービヒ家は、グンターの嫁として彼が不在の間に、ブリュンヒルデを娶ろうと画策。
更にジークフリートに忘れ薬と惚れ薬を盛って、グンターの妹のグートルーネを愛するように仕向けます。
ニーベルングの指輪を巡って人々は翻弄され 記憶を取り戻したジークフリートとブリュンヒルデに待ち受けるのは…?
オペラを超えたオペラ、ワーグナーが創りあげた音の宇宙と神話世界の締め括りにふさわしい大作。
神話的世界と現代性が絶妙なバランスで融合した壮大な世界が、歴史あるメトロポリタンオペラの舞台に現出します!
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仮面舞踏会(Un ballo in maschera) 作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
舞台は17世紀のボストン。宮殿の豪華な広間で、皆は総督・リッカルドが現れるのを待っていた。その中には、彼の命をねらう敵・サムエルとトムもいたのだが知る由もなく、やがてリッカルドが入ってくる。受け取った仮面舞踏会の出席者リストの中に、アメリアの名前を見つけて喜ぶリッカルド。彼は、友人でもある部下・レナートの妻・アメリアを密かに愛していた。そして彼女もまた、リッカルドに思いを寄せていた。
女占い師のウルリカは民衆を惑わしているとして訴えられており、リッカルドは彼女を追放処分にするように求められていた。しかし、彼女の占いはよく当たるとの評判を聞き、レナートの心配をよそにウルリカを訪ねるリッカルド。「最初に握手を求めて来た友人の手に掛かって死ぬ」と占われるのだが、そこへレナートが入ってきて握手を求めてくる。「まさかレナートが?」と困惑するリッカルドだったが、そこからアメリアを巻き込んだ3人の運命の歯車が狂っていくことに…
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カルメン(Carmen) 作曲:ジョルジュ・ビゼー
セビリャの町。タバコ工場の門前を眺める広場で騎兵たちが歩哨に立っているところへ、許嫁のドン・ホセを訪ねてミカエラがやってくる。しかしホセは次の交代までやってこず、騎兵たちにからかわれ走るように逃げ去ってゆく。入れ違いにやってきたホセは上官から「可愛い子が訪ねてきたよ」と言われ、「それは私の許嫁です。田舎で母と暮らしているんです」と答える。彼は超まじめ人間で、母が育てた孤児のミカエラと結婚して幸せに暮らすことを夢見ているのでした。
そんな中お昼休みになったタバコ工場から、女工たちが出てくる。美人のカルメンが広場を横切ると、みんながはやし立てるのだが彼女は彼らなんかは眼中になく、自分を見ようともしないドン・ホセに興味を惹かれて花を投げつけるのだった。花を投げつけられたホセも、彼女のことが忘れられなくなってしまう。その後工場の中で女工同士の争いが起き、カルメンは相手を刺してしまい捕らえられてしまう。見張りを頼まれたドン・ホセはカルメンの頼みに乗せられ、彼女を逃がしてしまい一緒に逃げるため脱走兵になってしまう。二人の運命はいかに…?
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皇帝ティートの慈悲(La clemenza di Tito) 作曲:アマデウス・モーツァルト
紀元79年、70年のユダヤ戦争に勝利を収めた前帝の息子ティートが治めるローマ。
先帝ヴィテリウスの娘ヴィテッリアはティート帝の皇妃になることを望んでいたが、彼はユダヤの王女ベレニーチェと結婚したいと考えていた。可愛さ余って憎さ百倍、ヴィテッリアはかねてから自分に好意を寄せていたセストに、ティート帝暗殺を依頼する。ティート帝の親友でもあるセストは、皇帝の徳を懇々と語り彼女に暗殺の企てを止めるように説得するのだが、かえって怒りを買ってしまう。そこへセストの友人アンニオがやってきて、ティート帝がベレニーチェ王女との結婚をあきらめ王女もローマを去ったことを告げる。その知らせを聞いたヴィテッリアは、セストにティート帝暗殺は延期するように頼んで去ってゆくのだがそれぞれの思いが交錯しやがて…
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セビリアの理髪師(Il Barbiere di Siviglia) 作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ
スペイン、セビリア。アルマヴィーヴァ伯爵はジーナに一目惚れする。しかし、ジーナには後見人のバルトロがいて近づくことができない。そこでアルマヴィーヴァは理髪師であり街の便利屋、フィガロに助けを求めるのだが、ジーナとアルマヴィーヴァの恋の行方はどうなるのでしょうか…??
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蝶々夫人(Madama Butterfly) 作曲:プッチーニ
明治時代の長崎。アメリカ海軍士官のピンカートンと蝶々夫人の結婚式が行われる。しかしピンカートンはアメリカに帰ったら別の女性と結婚するつもりだと招待した総領事のシャープレスに話す。わずか15歳の彼女が没落した家のために異人と結婚し、改宗すると知ったシャープレスはいたたまれない気持ちになりピンカートンに忠告するが意に介さない。夫がアメリカに帰ってしまった蝶々夫人は待ち続ける。やっと戻ってきたピンカートンの横には見知らぬ女性が。。。
2011年の11月に宮崎あおいさん主演にてNHK特別ドラマ「蝶々さん」が放送されたことでも話題になった今作品。日本、そして世界で人気のあるプッチーニの代表作です!
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椿姫(La Traviata) 作曲:ジュゼッベ・ヴェルディー
ヴィオレッタと青年貴族のアルフレード。身分の違う二人が恋に落ち人生を共に歩もうとするものの、社会的地位や家族の反対に引き裂かれる。仕方なく元の生活に戻った二人だがお互いをめぐる争いに巻き込まれ、やっと再び結ばれる時が来たがヴィオレッタの病は進行してしまっていた…
悲劇でも音楽的には明るさ、華やかさ、力強さを失わないヴェルディの特質がもっとも良く発揮されていると評されている良作です!
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テンペスト(The Tempest) 作曲:トーマス・アデス
ナポリ王アロンゾー、ミラノ大公アントーニオらを乗せた船が大嵐に遭い難破、一行は絶海の孤島に漂着する。その島には12年前に弟アントーニオによって大公の地位を追われ追放されたプロスペローと娘ミランダが魔法と学問を研究して暮らしていた。実は船を襲った嵐は、12年前の復讐をするためにプロスペローが手下の妖精アリエルに命じて用いた魔法の力によるものだった。
王の一行と離れ離れになったナポリ王子ファーディナンドは、プロスペローの思惑どおりミランダに出会い2人は一目で恋に落ちる。プロスペローに課された試練を勝ち抜いたファーディナンドはミランダとの結婚を許されるのだが、更なる出世を目論むアントーニオは王の弟を唆して王殺害を計っていた。一方、島に住む怪獣キャリバンも、漂着した賄い方と道化を味方につけプロスペローを殺そうとしていた。いずれの計画もアリエルの力によって未遂に終わるのだが、それぞれの運命の輪が回り始める…!
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トゥーランドット(Turandot) 作曲:ジャコモ・プッチーニ
伝説時代の北京。美しい王女トゥーランドットは、先祖のローリン姫が受けた辱めの復讐にと、3つの謎を出して「全てを解いたものと結婚するが、謎が解けなければ斬首する」という誓いをたてていました。
折しも広場では、破れたペルシャの王子が首を切られるところ。処刑を見ている群衆の中には、タタールの元国王・ティムールと彼に付き従う奴隷娘のリュウの姿も。そこへ長い間行方知れずとなっていたティムールの息子・カラフ王子が現れます。親子の再会を喜びあうのもつかの間、トゥーランドット姫の姿を一目見たカラフは恋に落ち、首切り役人・ピンら3人やティムール、リュウたちが止めるのも聞かずに、謎解きの合図の銅鑼を打ってしまいます。
そして謎解きの場。謎の答えを書いた賢者たちに続いて、悩める皇帝と氷のように冷たく美しいトゥーランドット姫が登場します。3つの謎を鮮やかに解くカラフ。驚いたトゥーランドットは誓いの無効を父皇帝に願うが、皇帝は許しません。そんな姫に対しカラフは、「明日の朝までに私の名がわかれば、命を差し上げましょう」と言います。トゥーランドット姫は、すぐに役人たちに捜査を命じます「今宵は寝てはならぬ!王子の名がわかるまでは、誰も寝てはならぬ!!」王子の運命は?トゥーランドットの心は開かれるのでしょうか…??
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トロイアの人々(Les troyens) 作曲:エクトール・ベルリオーズ
ギリシャ軍はもう10年もの間トロイの町を包囲していたのだが、どうしても落とすことが出来ないでいた。そんなある日、トロイ人たちは、ギリシャ人たちが去っていった陣地に大きな木馬を見つける。トロイの王女で預言者でもあるカサンドルは、ギリシャ人たちが立ち去っていったことを不審に思わずにはいられないのだが、彼女の予知能力は人々からは信じられない運命だった。
カサンドルの婚約者コレーブ王子は、彼女が祝宴に参加しないのを不思議に思い会いにいく。カサンドルはトロイが滅びることを予言し、コレーブも殺害されてしまうのですぐにここから立ち去るように頼むのだが聞き入れてもらえない。トロイ人たちは神に感謝を捧げているのだが、カサンドルにはこれから先多くの涙が流される様子が見えてしまう…
トロイの英雄エネがやってきて、ギリシャ人が残していった木馬を焼き払おうとした神官が海から現れた大蛇に食い殺されたことを告げる。神の怒りに触れたのだと信じ込んだ人々は恐れおののき、トロイの王は木馬を神殿へ引いてゆくように命じる。眠っているエネの夢枕にエクトルの亡霊が立ち、トロイはギリシャ人に占領された…イタリアに逃れて、再び国を築かねばならない…と告げて消え去る。そこに神官がやってきて、木馬の中から現れたギリシア人たちが暴れていると伝えエネは反撃を試みようと決心するのだが…
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ドン・ジョヴァンニ(Don Giovanni) 作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
女たらしで有名なドン・ジョヴァンニは騎士長の娘アンナの部屋に忍び込んだがアンナに見つかり騒がれてしまう。
駆けつけた騎士長はジョヴァンニに斬りかかるが逆に殺される。
ジョヴァンニはその後も女性を手玉に取ろうと画策するが、父親を殺した犯人が彼だと気づいたアンナたち。
そして墓場にある騎士長の石像が動き出す。悪事を働くジョヴァンニを許せない石像はある行動に出る…
ヨーロッパで広く言い伝えられてきた「ドン・ファン伝説」を基にした、こちらの作品。
喜劇と悲劇を巧妙に掛け合わせた、モーツァルトの秀作として呼び声が高く、特にラストシーンは圧巻です。心してご覧下さい!
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ナブッコ(Nabucco) 作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
バビロニア国王ナブッコと男勝りの王女アビガイッレ率いる軍勢が、エルサレムを総攻撃しようとしていた。ヘブライ人たちはそれを恐れているが、大司祭ザッカーリナはナブッコの娘、フェネーナを人質にしているから大丈夫だろうと人々に語る。ヘブライ王の甥、イズマエーレはバビロニアに囚われていた時に助けてくれたフェネーナと愛し合っていたが、実はアビガイッレもイズマエーレを愛していたのだった。自分が奴隷の子であると知ったアビガイッレのフェネーナに対する敵対心は、いつしか王座を巡る争いに。他国と信仰の争いも加わり、それぞれの運命が翻弄されていく…
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ビリー・バッド(Billy Budd) 作曲:ベンジャミン・ブリトン
フランス革命直後の英国軍艦が舞台。まだ十代のビリーだったが、懸命に艦内で働いていた。とても純真なビリーはみんなから愛されているのだが、下士官クラッガートだけはそんなビリーが気に入らない。クラッガートに陥れられたビリーは無実の罪に問われるのだが…
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ファウスト(Faust) 作曲:シャルル・グノー
老学者のファウストはこれまでの自分の人生を嘆き、服毒自殺をしようとするのだが、そこに悪魔メフィストフェレスが現れ交換条件を受け入れたファウストは若返りの薬をもらう。若者になった彼はマルグリートという美しい娘と恋仲になる。軍から帰ってきたマルグリートの兄、ヴァランティンは身ごもった妹を見て怒りを あらわにする。決闘を挑むが悪魔メフィストフェレスの力を借りたファウストが勝ち、ヴァランティンは死んでしまう。ファウストとマルグリートはどんな運命を辿るのか?!
この作品は、日本で最初に上演されたオペラ作品であり(1894年11月24日)そのことから今では、11月24日はオペラの日となっています。
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フィガロの結婚(Le nozze di Figaro) 作曲:アマデウス・モーツァルト
セビリアの理髪師で街の何でも屋だったフィガロも、今ではアルマヴィーヴァ伯爵家に仕える身。同じ伯爵家で奥方付きの侍女・スザンナと今日結婚式を挙げることになっていた。しかし、新婚の二人がもらえる部屋が伯爵の居間にこんなに近いのはなぜだと思う?とスザンナに言われて、フィガロはそこで気付く。アルマヴィーヴァ伯爵は美人の奥方様とは熱烈な大恋愛の末に結ばれたのだが、その熱情も今ではすっかり冷めてしまっていた。加えて、女癖が悪い伯爵のことだがもしかして…!アルマヴィーヴァ伯爵はキュートなスザンナにぞっこんで、あろうことか領主の初夜権を復活させることまで考えていたのでした。慌てるフィガロはどんな策でこのピンチを乗り越えるのでしょうか…??
この作品は、日本で最初に上演されたオペラ作品であり(1894年11月24日)そのことから今では、11月24日はオペラの日となっています。
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ヘンゼルとグレーテル(Hansel & Gretel) 作曲:エンゲルベルト・フンパーディンク
ほうき職人のペーターとゲルトルートには二人の子供、ヘンゼルとグレーテルがいた。ある日、留守番をしていた兄妹は言いつけられて仕事に飽きて遊んでいるところを母親のゲルトルートに見つかってしまう。腹を立てたゲルトルートはヘンゼルにお仕置きをしようとして、大切なミルクの入った壷を割ってしまう。食料を調達しようと森へいちご摘みに入った兄妹。森にはお菓子の魔女が住んでいて子供たちを捕まえて食べてしまうと知った両親は、森へ二人を探しに行く。
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ホヴァーンシチナ(Khovanshchina) 作曲:モデスト・ペトロヴィッチ・ムソルグスキー
17世紀末のモスクワ。フョードル3世が後継者を指名せずに死去し、実弟のイワン・ホヴァンスキーは病弱を理由に異母弟のビョートルに帝位を奪われてしまう。イワンとその母親たちはそれを不服に思い暴動を起こさせ、イワンとビョートルは共に帝位に並びイワンの実姉ソフィアが摂政となります。皇女ソフィアを女帝に据えたい寵臣ワシーリー・ゴリーツィン、息子のアンドレを帝位につけたいイワンの熾烈な権力争いが繰り広げられます。
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マクベス(Macbeth) 作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
魔女たちの予言を信じたマクベスと夫人はダンカン王を殺し、スコットランドの王位につく。さらに予言を信じて邪魔者バンクォーの一家を消そうと画策するのだが、ダンカン王の息子マルコムとその一派が反乱を起こす。予言に翻弄されたマクベス夫人が狂死し、知らせを受けたマクベスは失意の中気持ちを建て直し戦場に赴く。マルコムとスコットランド貴族マクダフと戦うことになるマクベス。勝利の行方は…
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マノン(Manon) 作曲:ジュール・エミール・フレデリック・マスネ
フランスのアミアン。明日には修道院に行くことが決まっているマノンを従兄のレスコーが迎えに来る。通りかかった騎士デ・グリューはマノンの美しさに釘付けになりパリへと誘う。駆け落ちした二人のもとへ、デ・グリューの父から息子を連れ戻すように言いつけられた貴族のブレティニとレスコーが現れる。必ず贅沢をさせてやるというブレティニの誘いを受けてしまったマノン。隙あらば彼女を奪おうとする大蔵大臣ギヨーの誘惑に目もくれないのだが、連れ戻されたデ・グリューが神父になったと聞いて居ても立ってもいられなくなったマノン。デ・グリューと再会し二人の新たな人生が始まったのだが、そこには困難が待ち受けていた…
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魔法の島(Enchanted Island)
2011年、世界初演。ウィリアム・シェイクスピアの『真夏の夜の夢』と『テンペスト』を軸にヘンデル、ラモー、ヴィヴァルディなどのバロック音楽を組み合わせた楽曲が見もの。
追放されたミラノ大公プロスペローは、本や薬、魔術の道具に囲まれて、娘ミランダと共に離れ小島で暮らしています。この島の主だった魔女のシコラクスと親密になり愛し合ったものの、彼女を捨てて島の暗い一角に追いやってしまい、その上、彼女の召使いだった妖精のアリエルを取り上げ、息子のキャリバンを奴隷として自分に仕えさせてしまいます。
この話はそれから約16年後、老いたプロスペローが娘ミランダの幸福な将来を確かなものにし、自らの流刑生活にも終止符を打つべく、最後の策を練るところから始まります…
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マリア・ストゥアルダ(Maria Stuarda) 作曲:ドニゼッティ
1587年、イングランド。女王エリザベッタは、フランスのアンジュー伯から求婚されているがまだ返事をしていなかった。女王としては伯との結婚に魅力を感じてはいるものの、1人の女性としてのエリザベッタは、ある別の恋に囚われていたのだった。恋の相手は、レスター伯ロベルト。しかし彼は若くして未亡人となったスコットランドの女王、マリア・ストゥアルダを愛していた。マリアはフォザリンゲイ城に幽閉中の身で、シュールベリ伯タルボットは彼女への慈悲を願っているのだがセシル卿は強硬に反対していた。この問題に関してもまた、エリザベッタは優柔不断に見えたのだが…
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ラインの黄金(Das Rheingold) 作曲:リヒャルト・ワーグナー
ラインの河底に光る黄金。醜い姿のせいで乙女たちにからかわれているアルベリッヒは、彼女たちから聞いた逸話を信じて黄金を奪って逃げ出してしまう。河畔の城の完成を喜んだ神々の長ヴォータンとその妻、フリッカ。ヴォータンは城を建てた二人の巨人に、報酬として美の女神フライアを与えるという約束をしてしまっていた。しかしフライアを渡してしまうと、神々の永遠の命の源であるリンゴの栽培ができなくなってしまう。この取引きを考えた火神のローゲは、アルベリッヒによって指輪に細工された黄金に目を付け、地下にある二ーベリングの国ニーベルハイムへと降りて行く。黄金と指輪を巡る人々の争いはどのような結末を迎えるのでしょうか…?
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ラ・ボエーム(La Boheme) 作曲:ジャコモ・プッチーニ
1837年のパリ。画家、詩人、哲学者、音楽家の仲間たちが集まりクリスマス・イブを迎える。貧しいながらも年に一度のクリスマスを祝う。 詩人のロドルフォとミミ、画家のマルチェッロとムゼッタ、 愛しているが貧乏には絶えられない女たちとの運命はいかに。
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リゴレット(Rigoletto) 作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
20世紀初頭のラスベガス。大スターのデュークは冨も名声もあるものの、根っからのプレイボーイでいい加減な男。
そんなデュークの取り巻きの1人であるリゴレットには、溺愛しているジルダという娘がいました。
世間を知らない箱入り娘のジルダは、ある日教会で身分を隠したデュークと出会い、恋に落ちてしまいます。
そんなある日、リゴレットの事を快く思っていないデュークの他の取り巻き達に
リゴレットの愛人と勘違いされたジルダは、誘拐されてしまいます。
自分の愛する娘が辱めを受けたことを知り、怒り狂ったリゴレットは殺し屋を雇ってデュークを殺害しようと試みます。
しかし殺し屋の妹マッダレーナも、プレイボーイデュークとは恋仲の関係にあり
何とかデュークを殺さずにすまないかと兄に頼み込みます。
そんな悩む殺し屋の前に、ある1人の人間が現れます…
殺し屋から仕事を終えたとの連絡を受け、殺害されたデュークを確認しようと
指定された場所へ向かったリゴレットに待ち受けていたのは…
ヴェルディの地位を決定づけた傑作オペラ「リゴレット」。
原作はユーゴーの戯曲『逸楽の王』でしたが、当時のフランス王をモデルにした実話として物議を醸し、初演の翌日に上演禁止。
ヴェルディがオペラ化するに当たっても、舞台をフランスからイタリアに移し、架空の貴族の話に変えて検閲をクリアしたという、いわくつきの作品です。
さらにこの作品をメトロポリタンオペラでは、トニー賞受賞の演出家マイケル・マイヤーが
舞台を16世紀のイタリアから20世紀初頭のラスベガスに、マントヴァ公爵をステージに立つ大スター・デュークに、
主人公の道化師リゴレットを、デュークの取り巻きの1人へと大胆アレンジ!
ただし、ヴェルディの美しいメロディーやドラマティックな音楽はそのままです。
リゴレットはソプラノ、メゾ・ソプラノ、テノール、バリトン、バスがバランスよく配置されており
特に第3幕の四重唱「美しい恋の乙女よ」は、オペラ史上最高の四重唱と言われています。ぜひお聞きの逃しなく!
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連隊の娘(La Fille du Regiment) 作曲:ガエターノ・ドニゼッティ
連隊の酒保で働くマリーは戦場で拾われた孤児。スイスの若者トニオはマリーが崖から落ちたところを助けて以来、彼女のことが忘れられずにいた。オーストリアへ帰る途中のベルケンフィールド侯爵夫人と付き人は、マリーが行方不明になっていた夫人の姪だと気づきパリへ連れて行く。慣れない上流階級の暮らしに戸惑うマリー。軍隊に入り大尉にまで昇進したトニオと再会したマリーには貴族の婚約者が決められていた。マリーの出生の秘密が明らかになり、運命は思わぬ方向へ進んで行く。
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